第6回開催 グランプリ
Paperbark
Paper House(オーストラリア)
作品概要
Paperbarkはウォンバットと非常に暑いオーストラリアの夏の美しい短編小説を伝えるチャーミングなゲームです。新しい家を探しているうちに、一日を過ごして餌を食べ、眠くなるウォンバットの姿をお楽しみください。
オーストラリアの美しい風景のなかを歩き、水彩画のタッチで描かれた世界をご覧ください。
受賞コメント
私たちPaperbarkをグランプリに選んでいただき、ありがとうございます。
このような素晴らしい賞をいただき大変光栄に思っております。この上なくうれしいことです。
私たちの一部であるこの作品をシェア出来ること、そしてそれをみなさんに楽しんでいただけることを私たちチーム一同大変幸せに思っています。
審査員コメント
画家ワイエスの水彩画のような画面が、精緻な3D空間として作られていることに驚きました。広大な森の中を自由に探索するウォンバットのしぐさや動きもかわいくて、引き込まれますね。自然を体感できるデジタルえほんとしてユニークだし、大変優れています。(いしかわこうじ)
とにかく、美し過ぎる水彩表現。
オーストラリアの森の中を歩き回るコロっとしたウォンバットが愛らしい。
こんな作品を描けるなんて!という驚きのある、圧巻の作品でした。(hitomi)
オーストラリアの自然が舞台のデジタルえほんです。画面の中に置いた指先から3DCGと水彩画が合わさった美しい世界が滲むように広がります。「私がこの子を見守り導かないと!」と、ウオンバットを見守る天国のお母さんのような視点で物語を進めていきました。ゲーム性を求めるのではなく、小さなタブレット画面の中で広がる、ゆったりとした自然を目と耳で楽しむ、今までに「見たことがない!」素敵なアート作品です。(季里)