第2回開催 企画部門審査員特別賞
おっきいの ちっさいの
アマゾンラテルナ
作品概要
タブレットの機能であるピンチアウトとピンチインを利用した、参加体験型デジタルえほんの企画です。大きなぞうさんと、ちいさなねずみさんが、それぞれに贈り物をするといったストーリーで、指でプレゼントするものを大きくしたり、小さくすることができます。
受賞コメント
この度は素敵な賞を頂き、本当にありがとうございました。デジタルだからこそ出来る絵本、と考えていたとき、ふと頭に浮かんだのは「ピンチ」という動きでした。「おっきいの ちっさいの」では、自分で絵本に登場するモノの大きさを「ピンチ」で変化させ、お話を展開させていきます。能動的に参加するコンテンツが当たり前になっていくなかで、いかにそれを自然な形でストーリーに組み込めるか、それがこれからのデジタル絵本の課題なのかなと思います。いつかこの絵本がちゃんと皆様の指先へお届け出来るよう、完成させたいと思います☆
審査員コメント
子供たちが絵本とやりとりができるというデジタルえほんの良さを生かしている。動物や物の大きさは絵本の定番の題材である。それを現在のタブレット端末などで標準的な機能である「ピンチイン」、「ピンチアウト」を効果的に使って表現している。今回の象と鼠だけでなく、シリーズ化も考えられる。良い企画である。(デジタルハリウッド大学学長/杉山知之)