第5回開催 キッズ賞 準グランプリ
あり男VSアリ男
中代 悟心 (合同会社デジタルポケット)(日本)
作品概要
プログラミング言語ビスケットでつくられたデジタルえほん。ふつうの家に住むあり男が買い物にいき、アリ男に出会い、戦う物語です。はたして、勝敗は!?
受賞コメント
「あり男vsアリ男」を選んでくださり、ありがとうございます。
あり男は自分で作ったキャラクターで、北海道で先生をやっていて、メカが得意です。
「あり男vsアリ男」は日曜日、あり男がスーパーに行きかがみを買い、出てきたアリ男との戦いです。見どころは、あり男とそのアリ男との戦いです。工夫したところは家の中の背景で、三角の絵を描き奥行きを表現しました。また森はできるだけ迷路の様に複雑にしたかったので、ワナや仕掛けをつくりました。面白くしようとしたので、笑ってもらえると嬉しいです。
中代 悟心
審査員コメント
のびのびと描かれたアリの物語。繰り返しの多い、シンプルな動きが素朴な表現になっていて、骨太な魅力を感じる。ストーリーを読み上げるナレーションもとてもいいと思った。迷路や、落とし穴などの仕掛けが入っていて、自分が面白いと思うものをたくさん入れ込んだ様子がうかがわれる。お話を考えて、動く画面を作ることの楽しさに夢中になっている姿が目に浮かぶようだ。
松岡 希代子(板橋区立美術館副館長)